就活の自己PRで「自分の明るい性格」を売りにするには?

 

学生①
私は自分の性格の「明るさ」をアピールしたい

 

就活で自己PRを考える際に、自分がアルバイトやインターンなどで出した成果よりも、「自分の性格や気質」をアピールしたいと考える方もいらっしゃると思います。

 

では例えば、「自分の性格が明るいことを売りにしよう」と思った場合、企業の面接官に好印象を持ってもらうためには、一体どうすればよいのでしょうか。

 

そこで今回は「就活で自分の性格の明るさを売りにするにはどうすればいいか」「アピールの仕方」について解説します。

「性格が明るい」とはどのようなものを指すのか

「性格が明るい」とはどういうことなのか

ESや面接において自分の性格について語ろうとするならば、その言葉の持つ意味をきちんと理解する、もしくは定義しておき、また何故その言葉を選んだのか理由を明確にしておくことが大切です。

 

なぜならそうでなければ、その意味を質問された場合に返答に困ってしまうと、そのアピールができなくなってしまう可能性があるからです。

 

では、「性格が明るい」は、意味をどのように考えることができるでしょうか。

 

例えば、インターネットで調べると以下のように出てきます。

 

デジタル大辞泉の解説

[形][文]あかる・し[ク]
1 光が十分にあり、また光が強く差して、物がよく見える状態である。「―・い月」「東の空が―・くなってきた」⇔暗い。
2 将来などに希望や喜びがもてる状態である。「―・い未来」「見通しが―・い」⇔暗い。
3 性格や表情・雰囲気などが朗らかである。陽気だ。明朗だ。「―・い人柄」「―・い職場」⇔暗い。
4 公明正大で後ろ暗いところがない。「―・い政治」⇔暗い。
5 色が澄んで華やかである。「―・い青」⇔暗い。
6 (「…にあかるい」の形で)その物事・方面によく通じている。経験が豊富だ。「この辺の地理に―・い」「コンピューターに―・い人」⇔暗い。
[派生]あかるさ[名]あかるみ[名]

 

 

性格が明るいとは、つまり朗らかであると理解できますが、これだけでは面接において納得してもらえる説明の仕方であるとは言えないかもしれません。

 

 

なぜなら、自分の性格の明るさは、関わる相手が判断するものだからです。

 

 

つまり、就活において「性格の明るさ」を説明するには、「自分以外の人間に対して何を与えるか」という視点で説明する必要があると言えます。

 

 

そのため、自らの主観に基づいて「明るさ」を言うだけではなく、きちんと「第三者がそのように感じ取れる行動やエピソード」という根拠とセットでないと説得力はないということができます。

自分の「性格が明るい」ことで起きることを伝える

「性格が明るいこと」を自己PRにするには、ただ「自分が第三者から見て明るいと言われます」だけではなくて、「その結果どうなったのか」も説明した方がいいことでしょう。

 

単に「いつでも笑顔で陽気でいられます」だけでは、ただの能天気な人と思われるだけで終わってしまうかもしれません。

 

逆に、

 

「自分の性格を周りに伝播させ、私の発言や行動から周りのチームメイトの士気を上げることも可能です。」

 

など、自分が明るいことで周りにもたらすプラスの効果についても伝えることができれば、その伝わり方は変わることでしょう。

自分の「明るい性格」の就活でのアピールの仕方

どんな自己PRも、企業の方に正しく理解してもらうためには、根拠となるエピソードが必要になります。

 

明るいことを売りにするのなら、何故自分がそのような自覚を持つに至ったのか、過去の体験エピソードと共に伝えましょう。

 

そして繰り返しにはなりますが、「その明るさが自分以外の方に対してどのような効果をもたらすのか」についても説明すべきです。

 

    • 自分の行動で周りを巻き込み、周りの雰囲気も明るく出来るタイプなのか
    • 周りが落ち込んでいても、自分だけは明るさを保ち続けられるストレス耐性の強いタイプなのか

     

    など、明るさにもタイプがありますので、そこを明確にします。

     

    そして就活で一番大事なアピールは、売りであるその明るさを、企業内でどのように役立てるかです。

     

    自己PRの書き方については、以下の記事で詳しく解説しています。

    就活で「明るい性格」をアピールするときの例文

    それではどのようなアピールの仕方をすればうまく伝わるのか、例を見ていきたいと思います。

    1、ストレス耐性をアピールするときの例文

    例文

    私は、性格の明るさから、どんな困難をもポジティブに対処することが可能です。

    そのことから、結婚式場でのアルバイトに大学時代4年間勤続し、社員同等の役割を任せてもらえました。

    結婚式場での業務はミスが許されないため、現場に緊張感があり、スタッフ同士の関係が険悪になることも少なくありませんでした。

    そのような環境で離職する方も多くいましたが、私は性格の明るさから環境をネガティブに捉えることなく、常に顧客本位のサービスを提供することを意識することができました。

    離職することなく、お客様に対して常に変わらずサービスを提供をしていたことが認められ、アルバイトとして唯一社員と同様の業務を任せられることもありました。

    この経験から、貴社に入社した際にも、困難に対して「明るく」粘り強く取り組み、成果に結びつく行動が可能になると考えます。

    2、周りを巻き込んで明るくできることをアピールするときの例文

    例文

    私は、自分の性格の明るさをもって周囲の士気を上げることができます。

    このことは、大学時代のビジネスコンテストに参加する際の準備において活かすことができました。

    この準備期間は短く、早急に内容を完成させることが求められました。

    その環境においてはメンバー同士の小さな齟齬から険悪な関係になりやすく、頓挫しかける場面もありました。

    この時、私の役割はリーダーではありませんでしたが、常に明るさを持って他者と向き合い、全員の利害調整に努めたことから、一旦落ち込んだ全体の士気を上げることに成功し、期日までに全員が納得できる内容を完成させることができました。

    このことから、貴社に入社した際には自分の性格の「明るさ」をもって、組織が円滑に業務を行える環境づくりに寄与できると考えます。

    自分の「明るい性格」を売りにするためには

    就活の自己PRで自分の「明るい性格」を売りにするには、自分なりの明るいを定義し、何故そう思うのかを考え、根拠となるエピソードと共に自分の明るさのタイプを伝え、それが応募企業でどう活かせるのかを伝えることが必要です。

     

    スポーツの賞や段位などと違って、根拠となる証明書が出せないものは、面接官に共感してもらうしかありませんが、そのためには、論理をきちんと組み立てる必要があります。

     

    ポイントを押さえて話を伝えられるようにし、面接官に納得のしてもらえるようにしたいものですね。

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