就職活動が始まると、このように心配になったり不安になったりすることもありますよね。
そのようなときに、「面接で話す内容を確認して、うまく話せるようにしよう」と念入りに準備をすることと思います。
しかし、「面接でしてしまったら悪い印象を持たれかねないこと」を考えて、それをしないように準備できている方は少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、「面接でのNGな態度や言動5つ」について紹介します。
これから面接が控えている学生は、今回の内容を参考にしてみてください。
Contents
面接で気をつけておくべきこと
面接でしてしまったらNGなことを押さえる前に、まず「企業の人事は選考中に学生のどこを見ているのか」を確認しましょう。
マイナビの調査によると、
- 明るさ・笑顔・人当たりの良さ
- 言葉遣い・態度・身だしなみ
- 目線
- 声のトーン・大きさ
この4点を大切にしている企業が多いようです。
そのため、この4点を意識しておくと面接で良い印象を持ってもらえることがわかります。
一方で、悪い印象を与えかねないNGが行動は何でしょうか。
1.コミュニケーションがとれない
コミュニケーションは、面接の中での基本です。
質問されたことと違うことを答えたり、採用担当者の質問を遮るのはNGです。
このような態度で面接に臨んでいると、仕事でもコミュニケーションがとれないと判断をされ、印象が悪くなります。
そのため、採用担当者の質問を最後まで聞き、その内容に沿って答えることが必要です。
採用担当者は、応募者の良さを引き出そうと質問をしています。質問にしっかりと応答をしていくことで、採用担当者に自分を知ってもらうことができるでしょう。
2.言葉遣いが悪い
言葉遣いが悪いのもNGです。
採用担当者は、応募者がビジネスマナーを身につけられているか見ています。
面接の受け答えの中で敬語が使えていなかったり、若者言葉を使っているとそれだけで印象が悪くなります。
面接の場で特に気をつけたい言葉は、「~みたいな」「なので~」「~感じ」です。
これらは、普段の会話の中でついつい使ってしまいがちな言葉だと思います。しかし、フォーマルな面接の場ではこのような言葉はふさわしくありません。
「~みたいな」は「~のような」、「なので~」は「ですから」といった言葉を使うようにするとよいでしょう。
また「~感じ」は、省いてしまっても意味が通じることがほとんどです。
フォーマルな言葉遣いは短い期間では身につきません。自然に言えるように日常の中で練習するとよいでしょう。
3.目線が下を向いている
面接中にずっと下を向いているのもNGです。
目線が下に向いていると、コミュニケーションが苦手な印象や、隠し事があるのではないかという不信感を抱かれてしまいます。こまめに目線をあわせることで、より良い印象持ってもらえます。
目を合わせるが苦手な方は、採用担当者の眉間あたりを見るようにすると良いでしょう。友達と面接練習を行い、目線についてのフィードバックをもらうのもオススメです。
4.声が小さく棒読み
声の大きさや抑揚について見ている採用担当者もいます。
声が小さかったり棒読みで淡々と話をしていると、採用担当者からの印象が悪くなるのでNGです。
声が小さいと自信がなさそうに聞こえたり、淡々と棒読みで話すと暗記したことを話している印象を持たれるでしょう。
採用担当者は素直な言葉を聞きたいと思っています。はっきりとした声の大きさで、思ったことを素直に伝えるとよいでしょう。
面接での声の大きさは、自分では大きすぎると思うくらいがちょうど良いです。
面接練習を行う際には、大きな声抑揚をつけて話す練習をすると良いでしょう。
5.服装や髪型がだらしない
採用担当者は、応募者が入室したときの服装や髪型をよく見ています。
服装や髪型がだらしないと、良いことを話していたとしても印象が悪くなります。
社会人として働くことを意識して、服装や髪型に注意をする必要があるでしょう。
具体的には、スーツやシャツのシワを伸ばしておく、ほこりを払っておく、髪型は清潔感のある長さにするなどが挙げられます。
服装に細かな気遣いができていると、印象も良くなるでしょう。
おわりに
面接の場では、一緒に働きたいと採用担当者に思ってもらえることが大切です。
特に新卒の場合には、社会人としてのポテンシャルを見られています。選考直前に経験や能力を変えることはできませんが、印象は変えることができます。
この記事のNG集を参考に、自分の面接での印象をもう一度確認してから本番に臨んでみてはいかがでしょうか。