自己分析ツールで何がいいのかがわからない。
そもそも自己分析ツールを使う意味はあるの?
と、自己分析ツールについて疑念を感じている方もいらっしゃると思います。
自己分析をする方法として、「モチベーショングラフを書いてみる」、「自分史を書いてみる」など色々ありますが、その中に「自己分析ツールを使う」という方法があります。
とはいっても、自己分析ツールは多く、「どれがいいのかわからない」「自己分析ツールの就活への活かし方がわからない」などと感じる方も多いはず。
そこで今回は、「就活に活かせられるオススメ自己分析ツール」「そもそも自己分析ツールは必要なのか」ということについて解説します。
自己分析がうまくできずに悩んでいる方は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。
Contents
自己分析ツールを使うタイミングはいつなのか
- ESの内容で「強み・弱み」を問われたとき
- ガクチカや自己PRで自分のどのような側面を伝えればいいかわからないとき
- 企業選びの軸が定まらないとき
- 自分に適した職種が何かわからないとき
- 業界選びが捗らないとき etc...
以上のようなケースでは、自己分析が必要になりますが、その自己分析を「ツール」を使うことができれば大幅に捗らせることができます。
自己分析の難しいところとは、「自分の性格がわかっても、それが実際に社会で働くことを想定した上でどのような力や性質になるかがわからない」ということ。
自己分析ツールでは、「実際に社会や企業で働くことを想定して、どのような能力になりうるか」を評価してくれます。
自己分析結果をもってさらに、「企業で働くための適性」として解釈する難しさを解決してくれるものがこの「自己分析ツール」なのです。
それぞれの自己分析ツールの適性検査結果の項目
- 性格の傾向
- 活動性/社交性/慎重性/新奇性/固執性/主体性/決断性
- 意欲の傾向
- 向上欲求/挑戦欲求/自律欲求/探求欲求/啓発欲求/承認欲求/エネルギー
- 思考力の傾向
- 直観力/論理力/実行力/共感力
- ストレス耐性
- 精神的耐性/身体的耐性
- 価値観の傾向
- 公益志向/成長志向/金権志向/享楽志向/安定志向
- 職務適性
- 人間関係を築いていく職務
- フットワークの軽さを必要とする職務
- リーダーシップを必要とする職務
- 過去に事例のない新しい職務
- 虚偽回答の傾向
- 虚偽回答傾向/コメント
- 人物像及び人材活用に関するコメント
- 前に踏み出す力
- 主体性/働きかけ力/実行力
- 考え抜く力
- 課題発見力/計画力/創造力
- チームで働く力
- 発信力/傾聴力/柔軟性/情況把握力/規律性
- あなたの際立つ性格特徴
- 性格特性
- 主体性/変革性/外向性/持続性/協調性
- 創造的思考性
- 発想性/論理性
- コミュニケーション力
- 意思伝達力/論理的表現力/好感表現力/対人調和力
- エネルギー量
- 行動性/競争性/野心性/決断性
- ストレス耐性
- 人付き合い/仕事の負荷量/理想と現実とのギャップ/評価・評判
- 職務適性
- 合理的に仕事を進める
- 正確かつ着実に進める
- 迅速に判断して進める
- 新しいアイデアを生み出す
- 自分の判断で自律的に進める
- 知識を深め、探求していく
- 他者と連携・協調していく
- 多くの人に接し、サービスする
- 専門性を身につけ、活かす
- 基本に従い定期的に進める
- キャリアタイプ指向性
- 経営幹部/アントレプレナー/チャレンジャー/自立/スペシャリスト/安定指向/私生活重視/社会奉仕
- あなたの16タイプ分析
- あなたの「性格特性」分析
- あなたの性格特性
- Big5(外向性/協調性/良識性/情緒安定性/知的好奇心)
- Business Big5(変革・創造/異文化適応/ストレス適応/自己実現/社会的成功)
- あなたが仕事で「発揮しやすい特性」
- 大局的な視点/変革・挑戦性/責任感/思考力・理解力/傾聴力
- あなたが「仕事で発揮しやすい行動」
- 牽引行動/現物行動/完投行動/計画行動/協力行動
- あなたの「仕事へのモチベーション」
- 達成動機/権力動機/親和動機/安全動機
- あなたの「ビジネスセンス」
- 社会の動きを見抜くセンス
- 異文化を理解し交わるセンス
- 危険やチャンスを察知するセンス
- なりゆきを感じとって先を見抜くセンス
- 仕事のツボを押さえるセンス
- 人の気持ちや動きを見抜くセンス
- あなたにマッチする「職場の価値観、考え方(風土)」
- 構造と制約の厳格性
- 自己責任性
- 開放・活発性
- 長期・大局・本質志向
- 挑戦・革新性
- 慎重・綿密・完全性
- 成果主義・競争性
- 支持・相互援助性
- あなたの性格特性
- 〇〇さんに合う求人「TOP5」
- パーソナリティ診断結果
- 仕事をするうえでのあなたの特徴
- 現実⇆創造
- 柔軟⇆几帳面
- マイペース⇆努力志向
- 内向的⇆開放的
- リラックス⇆心配性
- 冷静⇆共感
- 能力
- 適性・向いている職場環境
- 仕事をするうえでのあなたの特徴
- バリュー診断結果
- あなたがシゴトに求める価値観
- 重視する価値観
- 重視しない価値観
- あなたがシゴトに求める価値観
- 総合診断・ワークシート
- あなたのタイプ
- 診断結果を活かすために
- MATCH診断結果ワークシート
- 91職種で見る適性ランキング
- 48業界で見る適性ランキング
それぞれの自己分析ツールの特徴|特にオススメのツールは?
- キミスカ :自分の性格を客観的に言語化してくれる。
- OfferBox:「強み・弱み」をより明確に。自己PRのヒントを教えてくれる。
- iroots:友達と結果を比較できる。際立つ性格特徴を示してくれ、ガクチカだけでなく将来像を考えるヒントを得られる。
- Future Finder:検査の項目数が多い。「働くこと」を意識した評価をしてくれ、そのまま企業選びの軸に最も反映させやすい。
- マイナビ:大まかに志向性を把握できる。向いている職種・業種をランキングで示してくれるのはこのツールだけ。
各ツールの特徴は、以上のように表現することができます。
どのツールでも自分の性格を分析してくれますが、微妙に項目は違うものです。
しかし、結局どれを使っても、そのツールを使うのは同じ自分なので、似たような結果になるかと思います。
そのため、私はツールの良し悪しを判断するには、「若干の精度の違い」「検査結果の使い道」にあると考えます。
基本的に、以上の5つのアプリを利用しているなら、まずはその適性検査も利用するべきであると考えます。
しかし、全部するのは面倒であったり、時間が取れなかったりするもの。
そこで特に、オススメのツールを以下で紹介します。
企業選びの軸を作りやすいのは『Future Finder』
▼あなたにマッチする「職場の価値観、考え方(風土)」
Future Finderの特徴は、「仕事で発揮しやすい」「ビジネスセンス」などの働くことを意識した性格診断の項目が多いことです。
中でも、あなたにマッチする「職場の価値観、考え方(風土)」の部分は、そのまま企業選びの軸に使えると思います。
この内容を見て、思い当たる節があったり、逆に思っていた結果と違うとなれば、「企業選びの軸」を見直す機会になるかと思うので、ぜひ試してみてください。
ESなどの選考対策に反映させやすいのは、『OfferBox・iroots』
▼OfferBoxの適性診断結果のコメント
▼irootsの3E-p結果のコメント①
▼irootsの3E-p結果のコメント②
「自分の強みは〇〇なんだ」と理解することができれば、選考の場で話すべきエピソードがわかりやすくなるのではないでしょうか。
その情報は特にOfferBoxから得ることが可能であり、さらに将来のプランについての考え方は、「志向性」を詳しく解説しているirootsを利用すると得られることでしょう。
この両方のサービスはどちらもスカウトアプリであるため、あなたのプロフィールを見て、企業から選考スカウトが来ることもあります。
適性検査の内容を踏まえてプロフィールを改善しながら、スカウトアプリを使いこなしてみてください。
ツールだけでなく、スカウトの魅力もあるので、まずはこの2つには登録しておくべきです。
最後に|一度は自己分析ツールを使うべき
「自己分析ツールを使ってみようかな」と思っている人は、ぜひ以上の内容を参考にして実際に使ってみてください。
質問項目に答えることはどのツールを使っても、数分で終わらせることが可能です。
その数分だけを費やすだけで、大幅に自己分析が捗るのですから、一度試す価値はあることでしょう。
企業選びの軸が定まらない方は以下の記事も参考にしてみてくださいね。