就活対策をしようとして、その方法を考えるとなると、
と考えることがほとんどではないでしょうか。
しかし、これらの発想から対策を行うことが本当に意味のあることなのかは学生からはわからないものです。
理想なのは、企業の採用担当が見ているポイントで自分をアピールすることですよね。
今回は、「企業が採用基準で重視する項目」を確認していきます。
2位は「企業への熱意」、1位は?
※上図は「リクルートキャリア 就職みらい研究所ー就職白書2019」より作成
企業が採用時に重視している項目は「人柄」(92.2%)、「自社への熱意」(74.8%)、「今後の可能性」(66.9%)の順に高いようでした。
一方、学生がアピールしている項目は、「アルバイト経験」「人柄」「所属クラブ・サークル」の順となったようです。
このデータを見て、これまでの自分の対策方法が企業の方に評価されやすいものであると感じることができたでしょうか。
企業が重視することと学生がアピールすることはズレている
企業が重視していることが「人柄」「熱意」など、その人の「人間性」や「志望度」に関わるものであるのに対し、学生がアピールしようとすることは、「アルバイト・サークル経験」と、表面的な成果であるようです。
なぜこのズレは起こってしまうのでしょうか。
様々な理由が考えることができますが、その1つには企業と学生の間にある情報の不均衡が理由であると考えられます。
つまり、企業が学生のどこを見ているかを学生が知る機会が少ないということです。
就活攻略や就職対策で検索して出てくるものは、「ガクチカで差をつける」「効果的な志望動機の書き方」など、表面的なテクニックに偏っているように感じてしまうこともあります。
これらを見て、学生は自分の経験や思考を言語化する際に、これらのテクニックを用いて編集しようとしてしまうものです。
その結果、学生は自分の経験をいかに上手に伝えるかというアピールに至ってしまうのです。
では、学生はどのように就活対策をすればいいのでしょうか。
効果的な選考対策を心がけよう
「人となりは過去でわかる」
面接で見るのは、会社で活躍できるイメージがわくかどうか。そのために、どういう考えを持って、学生生活をどう過ごし、どんな経験を積んできたのか掘り下げる。志望動機など今後どうしたいのかも聞くが、人となりは過去の学生生活を見ていくことでわかる部分が大きい。(商社)
「企業が重視していることは人柄、しかし学生は経験をアピールしている」
これは、「学生時代の経験に関する質問に対する回答の質は問われない」ということではありません。
企業の方は、その学生の人柄や内面を「選考中の発言内容・挙動の全て」で判断していると考えられます。
そのため、対策をしようとするなら、見た目から話す内容まで全てに対して注意する必要があるのです。
そして、特にその人の人となりが出やすいのが、「過去に何をどのような思考を経て行ったか」ということです。
エピソードを説明する際に考えるべきは、成果自慢に終始することではなく、成果に結びつく過程を言語化し、そこに自分の人柄や志向性を認めてもらうことである、ということができます。
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最後に
これから面接などの選考を控えている方は、今回の内容を参考に対策を考えてみてはいかがでしょうか。
面接官に良い印象を与え、通過させてもらうためには過去を語り、自分の人柄を伝えることが必要であるようです。
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