「就活で失敗しても人生は終わりではない」と言われても腑に落ちない

 

学生①
就活で失敗すればさすがに人生終わりだな

学生②
就活で失敗した先の未来に期待ができないのは当たり前

 

いくら売り手市場とはいえ、全ての就活生が望む結果を得られるわけではありません。

 

第一志望の企業に入れる人もいれば、そうではないけれど望む業界に入れる人、とりあえず就職口だけは何とかできる人、それすら叶わず卒業する人と様々です。

 

そして残念ながら心が病んでしまう人、命を絶ってしまう人もいます。
でもそこまで思い詰める必要は全くないはず。

 

もし就活が失敗しても、人生は終わりではありません。

就活に失敗したら自分を責めるより割り切りが大事

 

就活もうまくできない自分はきっと価値のない人間なんだ


そんなふうに自分で自分を追い詰めてしまうのは、選考に関する誤解があります。

 

選考とは、その企業に入社してやっていけるかどうかを企業側、学生側双方が見極めることです。
そこでうまくいくかどうかは、実はスキルや能力よりも、社風と性格の親和性の高さの方が大切だったりします。

 

何故なら、どれだけ多大な労力をかけて採用した優秀な学生でも、居心地が悪ければたちまち離脱してしまうことを、企業は経験上知っているからです。

 

そのため、偏差値の高い大学に在籍していても、そこで成績上位だったとしても、就活がうまくいくとは限らないのです。
もし不採用になったとしても、単に相性が合わなかっただけが理由であることがほとんどだと思います。

 

選考では、企業側が改善点のフィードバックをしてくれることは稀なので、何故不採用になったかわからないが故に、学生は自分を責める傾向がありますが、性格を変えることはできないし、する必要もないので、そこは仕方のないことだったと割り切るしかありません。

就活で失敗した理由は運とタイミングが理由であることも

また、運とタイミングも大きく結果を左右します。

 

実は応募順で単に自分が定員外であるだけだったり、たまたまグループディスカッションのメンバーの中に暴走して悪目立ちする学生が混ざっていて、共倒れする羽目にあったりということもあるでしょう。

 

また、自分が企業のそのシーズンの面接一番手で、面接官の判断軸があやふやだったり、グループ面接のメンバーの中に抜きん出て優秀な学生が混じっていて、他のメンバーが霞んでしまったりと、自分にどうすることもできない理由で不採用になるケースもあります。

 

悩みに悩み抜けば、もしかしたらそのとき何かできることはなかったのか発見できるかもしれませんが、それよりももっと大きな部分を運とタイミングが占めた上での結果なら、割り切って次の応募先を探した方がはるかに精神衛生上よいと思います。

 

どれだけ憧れの本命企業であっても、そこで十二分に活躍できる資質を持っていたとしても、その企業に入社するタイミングは今ではないということ、ただそれだけなのです。

 

仕事の能力は学歴と関係ない

新卒としての就活は、確かに学生から社会人になるための第一歩ではありますが、スピード競争をする必要もないし、必ずしも通らねばならない関門でもありません。

 

マスコミが早期化を煽るため、早く動かないとよい会社に入れないと焦ったり、内定獲得の早さが能力の高さだと勘違いしがちですが、全くそんなことはありません。

 

新卒募集の時期は業界・企業によって異なるし、規模によっても違います。みんながよいと思っている企業が自分にとってもよいとは限りません。何を大切にして就活しているかがブレなければ、遅い時期にまだ選考中であっても何ら恥じることはありません。

 

また、在学中に就職が決まらなかったとしても、アルバイトから正社員になることも可能ですし、世の先達は仕事の能力は学歴とは関係ないことをよく知っているので、どの学校を出ても、卒業してから企業に正社員入社するまでに間が空いていたとしても、今仕事ができる人であれば誰も気にしないのです。

就活が失敗しても人生は終わりではない

就活は学生生活の最後を飾る、人生の行く末を決める大きなイベントではありますが、そもそも参加するかどうかも自由ですし、参加して失敗しても、いくらでも人生の選択肢は世の中に転がっています。

 

行き止まりになることはありません。
他人の目を気にすることなく、自分に必要なだけ時間をかけて将来を考える人がいてもよいのです。

 

就活が失敗したとしても、人生は決して終わりではありません。

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