志望動機を難しく考えすぎるのはNG|ほぼ2パターンで対策できる

「志望動機の書き方がまとまらない」
「志望動機を魅力的に見せて、選考を突破したい」

就活をしていると、ガクチカ・自己PRなどと共に、必ず「志望動機」を聞かれます。

ガクチカや自己PRに比べると、自身が志望していることを示すだけなので、「志望度が高ければ」比較的書きやすいと感じる方も多いはず。

しかし、志望動機ではただ「志望していること」をツラツラと書くだけでは、もったいないということができます。

つまり、整った志望動機をESに書いておくことで面接でスムーズに話すことができ、面接でのミスを減らすこともできるのです。

そこで今回は、「志望動機の伝え方」について解説します。

この内容では、「ESでの志望動機の効果的な書き方」と「そのESの面接での活用方法」の両方が書かれています。
志望動機で悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

そもそもなぜこのことを私が言えるのか

私は就活生時代、面接がかなり下手でした。

特に、ガクチカや自己PRは準備万端でしたが、志望動機はESで書いていることの口頭バージョンという感じで、うまく話すことができませんでした。

その原因とは、ES時点で企業選びの観点を示していないため、「そもそもなぜこの業界を志望したのか」「その業界の中でもなぜその企業を志望しているのか」を説明する明確な理由を相手に理解してもらいにくい状態だったことでした。

このことは、ある程度場数を重ねてから気づきだしました。

上記のことを気づいてからは、ESの通過率が格段に上がっただけでなく、面接ではそれの説明をするだけで、会話がスムーズに進むようになり、通過率の向上に繋げることができました。

つまり、ESの書き方次第で面接での無駄な問答を減らすことができ、面接の限られた時間をより自身の魅力を伝える時間に充てることができます。

志望動機の書き方は大きく分けて2種類ある

本題ですが、志望動機の書き方には大きく分けて2つあります。

志望動機の2つのアプローチ
  • 原体験からのアプローチ
  • 企業選びの軸からのアプローチ

一方で、これら2つには共通する点もあります。

共通するポイント

なぜその企業をあえて選ぶのか、の理由を明確にする

原体験からのアプローチ

まず、原体験からアプローチする志望動機の書き方とは、

  1. 過去に〇〇で御社のサービスを利用していて魅力的に感じた→志望動機
  2. 〇〇業界に関して問題意識を元々持っていた→志望動機

というようなものです。

この書き方の良い点とは、その原体験がその企業のみを志望する理由になっていれば、志望度の高さを示すことができるということです。

しかし一方で、企業選びの軸が見えず、面接官からはどのような観点で企業選びをしているのかがわかりにくいという悪い点もあります。

また、自分の夢を実現するだけの視点で志望動機を書いてしまうと、企業にとっての採用するメリットを訴求することにはならないので、書き方には注意が必要です。

まとめ
  • 原体験で志望度を強調
  • 自己満足な志望動機にしてしまわない
  • 企業選びの軸がわかりにくいことは理解しておいた方がいい

業界・企業選びの軸からのアプローチ

次に、業界・企業選びの軸からのアプローチというものがあります。

これは、

「この業界を選んだ理由→この企業を選んだ理由」と繋げ、これらの企業選びの軸(条件)を選んだ理由を述べることで志望動機とする

というものです。

この書き方の良い点とは、企業選びの軸を示し、1社に絞ることで他の企業ではいけない理由の説明がしやすいことです。

志望動機の1番ダメな例は、面接官に「それって他の会社でもよくない?」と思わせてしまうこと。

この軸を挙げて説明する方法では、軸の選び方次第で、「これらを満たすのは御社のみです」ということができ、志望度の強調が論理的に示しやすくなります。

一方で、原体験を示すことに比べると、インパクトに欠け、面接官に自身を印象付けることが難しいという悪い点もあります。

この企業選びの軸を挙げるときに「求める人材像」に即した志向性を持つことを示すことができれば、企業とマッチした人材として自身を伝えることも可能になります。

まとめ
  • 軸を挙げて1社に絞りこみ、その軸を選んだ理由を伝える
  • 軸を伝えるだけの志望動機では印象づけが難しい点は留意しておく
  • 求める人材像を踏まえて企業選びの軸を示すと、マッチしているとみなされるかも

「軸からのアプローチ」が可能になれば、それをスカウトアプリに入力しよう

▼OfferBoxの「基本情報編集」→「希望条件」の部分

志望動機を作成するには2つの方法があることを述べましたが、特に「軸からのアプローチ」が可能になった場合、それは企業選びをする上での条件が明確になったと言うことができます。

その状態にすることができれば、まずはスカウトアプリの「企業選びの軸」の部分に反映させることをおすすめします。

なぜなら、早期化・多様化する昨今の就活において、学生が企業を探してエントリーする就活だけでは、「自分に合った企業」を探す上で非効率になりかねないからです。

スカウトアプリは、プロフィールを入力して、待つだけでオファーが来ます。
入力するだけで就活が進み、登録するデメリットはないので、「軸」が決まれば入力しておくことをおすすめします。

OfferBoxは筆者も利用経験があります。

OfferBoxは、新卒向けスカウトサービスの中でも多くの企業や学生に支持されているサービスの1つです。

筆者も新卒時代にOfferBoxからオファーを得て、選考に参加し、内定を得たことがあります。
筆者は、自己分析ツールがあることや、アプリの使いやすさが良いことから、特に不満なく利用していました。

とりあえずどれかスカウトサービスに登録しようとお考えの方には、OfferBoxがおすすめです。

他にもスカウトサービスは多くあり、当サイトでどのサービスが支持されているかをご紹介しています。
ご興味のある方は、下記のリンクからご覧ください。

共感を得やすいのは前者。量産しやすいのは後者。

ここまで、「原体験からアプローチ」「業界・企業選びの軸からのアプローチ」の2つの方法をお伝えしました。

この2つの方法は、どちらが良いと決めることは難しいことでしょう。

実際にエントリーする際には、その企業の文化や与えられた文字数に合わせて、これらを「使い分けたり」「合わせたり」することが肝心になります。

特に、共感を得やすいのは「原体験からのアプローチ」、量産しやすいのは「業界・企業選びの軸からのアプローチ」になります。

オススメの面接での活用方法は、原体験を話して「感情」に訴え、軸を話して「論理」で納得させることです。

これらがうまくハマれば志望動機が理由で落選になる確率はかなり減ると思います。

志望度を伝えるのは志望動機を聞かれたタイミングだけではない

志望動機とは、学生が企業に対して入社したい旨を伝える内容を指します。

そして、その目的とは「こんなに御社に入りたいのだから入社させてよ」ということですよね。

では、その「志望動機」を語ることで入社させようと思わせることはできるのでしょうか。
ほとんどの場合、難しいと思います。

そのため、肝心なのは、企業にとって自分が必要な人材であることを示すことなのです。
また、それは志望動機を問われたときだけに訴えることではありません。

面接官に伝えるべきこと
  • 求める人材像にマッチしていることをエピソードをもって示す
  • 寄与できるポイントを伝える
  • 企業が抱えている課題に対して言及して、解決策を提示する

以上のように、志望動機を問われたとき以外にも、自分がその企業への志望度が高いことや、企業が自分を採用するメリットのある人材であることを伝えることは可能です。

面接対策をより一層したかったら

就活対策として自分なりにESを書いてみたり、面接練習をしようとしても、それが本当に大丈夫なのか不安になる方も多いかと思います。

そのような時は、早めに就職エージェントを利用しましょう。
エージェントの担当者の方は、学生に対して企業を紹介するだけでなく、あなたの資質をアピールする手助けをしてくれます。

JobSpringもその就職エージェントの1つです。
現在は、Web面談も可能となっているため、興味のある方はぜひ一度ご利用になってみてください。
以下から登録が可能です。

他のエージェントについて興味のある方は、下記のリンクで「おすすめの就活エージェント」をご紹介しているので、ご覧になってみてください。

最後に

志望動機を考えるときは、「原体験」と「軸」の両面からアプローチして、どの方法で伝えれば最も志望していることを納得させやすいかを考えてみてください。

原体験を話してもあまり納得してもらえなかったら、軸から説明に戻るなど、臨機応変に対応したいものです。

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